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『三宝について』 2012年11月 法話
總願寺住職 山口眞司
今回は「三宝」についてお話してみたいと思います。
「三宝」とは仏・法・僧の事です。
ちなみにブッポウソウという美しい青緑色の羽に覆われる夏鳥は「ブッ・ポウ・ソウ」と
鳴くと考えられこの名前が付いたと言われています。しかし、後年になって実際に
この鳴き方をするのは「コノハズク」である事が証明されました。
いずれにしても、ブッポウソウという鳥は「三宝」を象徴する鳥として大切にされてきたのです。
さて、本題に入りますが「三宝」とは、正しくは仏と法と僧の徳をたたえた言葉です。
仏とは真実を悟ったお方、法とは真実をさとった仏の教えです。
そして僧とは、この教えを信じて教えを求めていく人々をいうのです。
いわゆるお坊さま(僧侶)だけにかぎりません。僧侶でなくても、道を求め、信心に励む人々はみな僧です。
總願寺を例にとって具体的に申し上げれば、仏は御本尊不動明王、法は経典(お経)
僧は住職を中心としてお不動様を信じる皆様方いわゆる「お仲間」です。
そして、「帰依(きえ)三宝(さんぼう)」という言葉があります。
「帰依(きえ)」とは信じ敬う事です。つまり「帰依三宝」というのは、仏・法・僧の「三宝」を信じ敬う、という意味になります。
又、「南無(なむ)三宝(さんぼう)」も同じような意味があります。
「南無」とは、サンスクリット語のナマス(namas)およびナモー(namo)の音写で心から信じるという意味になります。
ここまで「三宝」の意味を大まかに説明して参りました。
まさしく仏教は、いかに有意義に生きるかを説く教えですから、
この三宝を別の角度から人生に置き換えて考えてみたいと思います。
つまり仏は人生の師(人生の先生)法は人生のビジョン(人生の展望)僧は友人(仲間)となります。
これらがなければ、有意義な人生は送れないと私は思います。
一度しかない貴重な頂いた「命」ですから「人生の三宝」をみつけて有意義で楽しい人生を送りたいものです。 合 掌



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